サカイノビー、佐藤ワカナ、服部幸平、古屋暁、みうらし〜まる、森流一郎、山田博之、吉岡ゆうこ
応募人数:121人
応募作品総数:454点
IC4DESIGN、加藤健介、奥田一生、川崎真奈、きたざわけんじ、しんやゆうこ、高橋ユミ、 秦直也、蓑島恵美、森豊、山本啓太
林宏之、河合寛、MARI MARI MARCH、ミヤザキコウヘイ、ヤマモトマサアキ、コバヤシヨシノリ、増島加奈美、高良真秀、トクマルユウコ、筒井早良、斉藤高志、西島知、山崎カズ ヒコ、タムラヨウイチ、岡田茂子、田口実千代、後藤美月
小倉マユコ、もりあやこ、東條琴枝、荻原朋弥、西田真魚、宮城毅、高安恭介、渡邉 美里、TANICHO、とやちかこ、MISHAGRAPHICA、鈴木勇介、南無子、藤田あい、村上トモミ、 山田七重、大沢かずみ、大木貴子、宮崎ひろふみ、荒井涼子、今井雅之、SUNNY、シロマルユウタ、ダイモンナオ、西脇エリ、山本薫、小川メイ、藤本憲省、ryuku、しんじえりこ、Kenny.Cascade、加峯達也、友澤健太郎、なせつ、井上朝美、加藤麻依子、海帆/松本てん、西浦康太、 村上麻子、友広剛、川本恒一、chieko、Eriy、松田真由美、たなかみか、小林龍一、川又哉子、 瀧石公子、本田晴子、山口尚美、梶山よこあ、友田萌衣
明るくポップな画風と、お洒落なセンスは人気が高く広告・雑誌など幅 広い分野で活躍中。LION「キレイキレイ」シリーズ、プレイステーション用ゲーム「ぼくのなつやすみ」シリーズのキャラクター。
TIS 会員。パレットクラブスクール 講師。創形美術学校 非常勤講師。
受賞されたみなさま、おめでとうございます。自分のスタイルを持ってい るかどうかということは、今後、イラストレーションの仕事をして行く上で とても重要なことだと思います。 個人賞のオオタヒロコさんの作品は、シンプルで一見簡単そうに見えま す。布や糸を使ったイラストレーションは、ともすれば装飾過剰になりがち です。極力、色や形をそぎ落とした世界は見ていて気持ちがよかったです。 やっぱり、センスの問題ということになるのでしょうが、どの作品も一瞬を 切り取ったようなおもしろさで、1 枚の絵から物語が感じられるようなとこ ろが「いいなあ」と思いました。
第3回に続き、今回も審査員を務めさせていただきました。応募作品の質が均等にレベルが高くなっていて、こちらがとても刺激を受けた審査となりました。大賞のなかむら葉子さんの作品は優しく心に響き、表紙として多くの方々に受け入れられる大賞にふさわしい作品でした。審査員賞の水沢そらさんの作品は、人物が魅力的で、HPも拝見すると、仕事の要求にも自分らしく絵を構築して描いていく力があると感じました。皆様の今後の活躍を応援しております。
受賞されました皆様、本当におめでとうございます。こうして審査に参加させていただき、皆様のすばらしい才能に触れさせていただけました事は、本当に光栄で、勉強になり、心より感謝致しております。また、今回の審査で、選ぶ人によって、良いと思う作品の基準や感性が、同じではないのだな、という事を改めて感じる事となりました。ですから、今回、賞に入られた方はもちろん、惜しくも賞からもれてしまわれた方々にも、その才能を生かす事の出来るチャンスが、いつか必ず回って来ると思います。いろいろな機会に、皆様のすばらしい作品にたくさん出会えます事を楽しみに致しております。
2 回の審査員を経験させてもらって分かったことですが、審査というとまるでコチラ側が選んでいるかのように取られがちですが、実際は逆で「素晴らしい作品がコチラを掴んでしまう」という実感を得たことでした。作品に吸い寄せられるような感覚なのです。もう一つ学んだことはチャレンジ精神です。皆様のコンペへの意欲を感じながら、自分は最近こういう向上心を無くしているのではないかと自省しながら審査をしていました。反省しつつ、同時に素敵な経験を与えて下さった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
たくさんの応募作品、楽しく拝見いたしました。入賞作品はどれも世界観がはっきりしており、パッと見て『あの人の絵』とすぐに分かる強力な個性があります。今回、入選と入選外の作品に大きな差は感じませんでした。入選者の人数に限りがあり、選ばないという選択をするのが辛かったです。選外の作品であっても実力のある方々ばかりです。そこから一歩突き抜けるにはどうすべきかが課題となるでしょう。皆様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
大賞・金賞・銀賞のお三方は、前回のコンペでも注目しておりました。文句なしの受賞、おめでとうございます。2度続けて審査員を務めて、応募作品だけでなくプレゼンテーション(HPやブログ)でも、プロ意識のある方とそうでない方との差がはっきりしていると感じました。と同時に、当落には時の運も!結果を前向きに受け止め、描き続け応募し続けることが入賞のチャンスにつながる、とも確信させられました。選外の中にもキラリと輝くものをお持ちの方が複数おられます。ぜひチャレンジし続けてください!
イラストレーションは職能です。ひとつの仕事を完成させるために必要な技術です。普通のモチーフを普通に描けること。高度なクオリティーを保っていること。溢れるような作家の匂いが醸されていること。この 3 点は必須です。今回の審査にあたっても、これを基準に選ばせていただきました。個人賞のみやこしあさみさんは、普通の風景やモノを普通に描いています。決してセンセーショナルな作品ではありません。しかし、そこから醸される匂いは、心地よく抜ける清々しい風のようです。いろいろな媒体が思い浮 かびます。これから忙しくなる人だと思います。
受賞された皆様、本当におめでとうございます!また、今回残念ながら選外となった皆様も、受賞作品に劣らず素敵な作品ばかりでした。コンペの審査をさせて頂くのは初体験でしたので、イラストレーションの審査の難しさを思い知らされ、即戦力か強烈な個性か自分にないものか共感出来るものを取るか、と悩みぬきました。結果、私自身が見て気持ちのよい作品を選びました。個人賞の田中海帆さんはまさに「気持ちのよい作品」で、人物描写と空間の取り方の上手さ、削ぎ落とした明快なシンプルさに心惹かれました。今回貴重な体験をさせて頂き、心より御礼申し上げますと共に皆様のご活躍を願っております。
今回はこれまで以上に実力のある作品が多く、誰かを落とさねばならない審査は、とてもつらい作業となりました。ほとんどの方がプロフェッショナル・レベルだったと思います。他の審査員からも同様の意見があり、高い評価を得ながら、惜しくも入選に至らなかった皆さんのお名前も「入選 次点」として発表することとなりました。今後の、さらなるご活躍に期待しています。「次世代イラストレーターを発掘し、育てたい」と始めたコンペではございますが、諸事情により続けることが難しくなりました。大変無念ですが、今回にてひとまずお休みとさせていただきたいと思います。数々の才能と出会えたことは、私にとっても素晴らしい体験でした。ご応募くださったすべての皆様に感謝します。そして、多くの方々からご支援・ご協力をいただきました。心からのお礼を申し上げます。
第4回『イラ通』イラストレーション・コンペの入賞・入選者による展覧会が開催されます。
大賞 : なかむら葉子
金賞 : K.タエコ(こばたえこ)
銀賞 : 武政 諒
上田三根子賞 : オオタヒロコ、サカイノビー賞 : 水沢そら、佐藤ワカナ賞 : 岸川 恵、 山田博之賞 : みやこしあさみ、吉岡ゆうこ賞 : 田中海帆
入選 : IC4DESIGN、奥田一生、加藤健介、川崎真奈、しんやゆうこ、きたざわけんじ、高橋ユミ、 秦 直也、蓑島恵美、森 豊、山本啓太
会期2013年4月9日(火)~4月14日(日)
時間:12:00~19:00(最終日17:00まで)
会場:gallery DAZZLE(東京都港区北青山2-12-20-101 TEL 03-3746-4670)
http://gallery-dazzle.com
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